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台風が襲来している本日も当店は営業しております。
営業しているといいますか、被害が出ないように見にきていると言った方が正しいような気もします。

外は大雨と暴風でございます。

今日は模様替えをしながら、DALI OBERON 1を鳴らしています。
どんなアンプで鳴らしたら合うのかを探るために、聴き比べをしてみました。

OBERON 1はおおまかに言うと、やや湿り気を感じるような綺麗な音を出すスピーカーという印象ですが、細かな所は繋ぐアンプ次第でかなり変わります。
音は変わりますが、非力なアンプで全く鳴らなくなるということはありませんので、アンプ選びはやりやすいのではないかと思います。
今日、聴いたアンプの感想を少し書いてみます。

DENON PMA-800NE

DENONの新型アンプPMA-800NEとの組み合わせですが、なかなかいい感じで鳴ります。
低域・中域に厚みとエネルギー感があり、POPSなどを楽しく聴ける音です。

MARANTZ PM6006

PMA-800NEと比べるとスッキリ、クリアな鳴り方ですね。
様々なジャンルを聴く方にはこちらの方がバランスがいいかもしれません。

TRIODE RUBY

コンパクトな真空管アンプRUBYを持ってきました。
低域はやや薄めで、高域の伸びもPMA-800NEやPM6006よりもありませんが、柔らかく穏やかな音で、真空管アンプらしい鳴り方ですね。
バラードのような曲だと、じつに心地よく聴かせてくれます。
優しい音質ですので、この組み合わせで音楽を聴けば日々の疲れが癒えそうな気がします。
この組み合わせは、Hi-fi(原音の高再現性)という点ではイマイチですが、そんなことはどうでもいいと思わせてくれる魅力があります。

左:Carot one ERNESTOLONE PHONO EX 右:TRIODE RUBY

Carot one ERNESTOLONE PHONO EX
RUBYとの組み合わせが良かったので、更にコンパクトなアンプを出してきました。
プリ部:真空管とパワー部:D級アンプというハイブリッドな真空管アンプCarot one ERNESTOLONEです。

聴いた感じはPM6006とRUBYの中間みたいな鳴り方ですね。
スッキリ感と優しい音質が合わさっていますが、この2つの要素はうまく両立しない気がします。
スッキリ感を重視する方はPM6006、優しさを求める方はRUBYの方がいいように思います。

担当S

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