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B&Wのスピーカー 802D3と805D3にPrestige Editionが追加されます。
エンクロージャー表面にサントス・ローズウッド材を使用した特別な仕上げを与えられたモデルです。
限定モデルではなくラインナップの一モデルとして導入されます。

B&W 802D2 Prestige Edition(ペア) 希望小売価格:4,104,000円(税込)
B&W 805D2 Prestige Edition(ペア) 希望小売価格:1,036,800円(税込)
販売価格はお問い合わせください。

先日行われたD&M内覧会でB&Wの新600シリーズを聴いた後に、805D3 Prestige Editionと802D3 Prestige Editionを聴かせていただきました。

左:805D3ピアノブラック仕上げ 右:805D3 Prestige Edition

マランツのシニアマネージャー 澤田氏の解説で進行します。
「ピアノブラックの場合は8回塗装・研磨を行いますが、このプレステージエディションは13回の塗装・研磨を行います」
キャビネットの仕上げが違えば、音はそれぞれ異なるのですが、8回と13回の塗膜の厚みでどれだけ違うのかはなかなか分かりにくいところだと思っていました。
「B&W側から音は同じだよと言われましたが、響きが違います。その辺りに注目して聴いてください」

おぉ、これは思った以上に違いますね。
測定上はピアノブラックと同じ音なのでしょうが、響きが豊かで余韻が綺麗に聴こえます。
明らかにPrestige Editionの方が良い音です。

このPrestige Editionの音を聞いて、先日展示した805D3の導入を早まった感が沸きあがってきました。
6月末にPrestige Editionが登場するという情報がニュースサイトで報じられていましたので、そのうち出るだろうなとは思っていました。
それでも価格がかなり高くなるんだろうという推測からPrestige Editionの発表を待たずローズナットを選び7月に発注しました。
しかし蓋を開けてみれば、思ったよりも価格差がありませんでした。
(805D3 ローズナット1本440,000円 / Prestige Edition 1本480,000円)
そして音はPrestige Editionの方がいい感じです。
少し待ってローズナットじゃなくPrestige Editionにすればよかったなと思いつつ、続いて802D3の試聴を行います。

802D3もピアノブラックからPrestige Editionへと聴きます。

まさにそこで演奏をしているかのように再現される802D3は素晴らしいですね。
そして、そんな802D3ピアノブラック仕様をあっさり超えていくPrestige Edition。
805D3のPrestige Editionと同じようにピアノブラック仕様よりも響きが豊かで美しく聴こえます。

805D3や802D3を現在検討中の方は、ぜひPrestige Editionをお選びください。
価格は少し上がりますが、差額以上の値打ちがあります。
サントスローズウッド材と手間を掛けた塗装が美しい外観。
響きの豊かな音で貴方を魅了してくれるでしょう。

担当S

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