ブログ

たまにはTANNOYのRectangular GRFを鳴らしてみようかと思い立ち、TRIODE TRV-A300XRとMARANTZ NA6006を繋いでみました。

久しぶりに鳴らすので、鳴らし始めの音はだめですね。
~1時間経過~
だいぶ良くなってきました。
~2時間経過~
まだ変わるなぁ。
~3時間経過~
これならいけるかな。

結局3時間ほどウォーミングアップに掛かりました。
毎日使っていれば、もう少し短い時間(30分~1時間程度)で十分に鳴るようになるでしょう。

そういえば前に鳴らしたときもTRIODE TRV-A300XRだったので、今回はトランジスタのアンプにします。
そんな訳でMCINTOSH MA7200を持ってきました。
プレーヤーもdCS Vivaldi Oneにしました。
現代の機材で50年以上前に作られたスピーカーを鳴らしてみるとしましょう。

湧き上がってくる豊かな低域、エネルギッシュな中・高域、TANNOYらしからぬアグレッシブな音になりました。
高いエネルギー感とスケール感で編成の大きなクラシック曲が楽しく聴けます。
ボーカル曲も迫真の表現で楽しませてくれます。
力が入り過ぎている印象も無い訳ではありませんが、これはこれでいい音です。

アンプをTRIODE TRK-3488(EL34仕様)に代えてみました。

(Vivaldi Oneはリモコンで出力音量を可変できますので、TRK-3488のボリュームは固定でいけます。)

力がうまく抜けて、落ち着きが出ました。
バランスのとれたちょうどいい鳴り方で、この感じは好きだなぁ。
やはり古い時代のスピーカーには真空管アンプの方がうまくマッチします。

Rectangular GRFは久しぶりに聴きましたが、大型スピーカーらしい余裕のある鳴り方はいいですね。
現代のスピーカーとは違う味があります。

担当S

コメントは利用できません。