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VICTORのスピーカー SX-500DOLCEIIが入ってきたので、鳴らしてみました。

VICTOR SX-500DOLCEII(純正スタンド付き) 販売済み


この綺麗な音を鳴らしてくれそうな端正な姿がいいですね。
純正スタンドが付いているのもポイントが高いところです。

SX-500DOLCEIIは90年代半ば頃の製品になります。
フロントバッフルに強度の高いマホガニー材を使用しているからなのか、少し硬めで引き締まった鳴り方をします。
70年代のSX-3のようなゆったり系の音からはかなり離れた感じです。
個人的にはSX-500DOLCEIIの方が幅広い音楽に対応できるように思います。

ここまではDENON DCD-1600NE&PMA-1600NEで鳴らしていましたが、上位モデルの2500NEシリーズに代えてみましょう。
DENON DCD-2500NE&PMA-2500NEとの組み合わせでは、ダイナミックでハードな鳴り方をします。
PMA-2500NEの持つ高いスピーカー駆動力のおかげでしょうか。
SX-500DOLCEIIの端正な見た目からは想像できない音です。
これはこれで面白い組み合わせではありますが、らしさはあまり感じられませんね。

次はゆるい組み合わせで鳴らしてみましょう。
EL84真空管をシングルで使うTRIODE RUBYです。
CDプレイヤーはDCD-1600NEに戻しました。

低域はかなり薄くなりますが、その代わりに中・高域の綺麗さが引き立ちます。
アコーステックな曲によく合いそうです。
しかし、曲によってはボリュームが時計の2時くらいまで上がってしまい、歪みが感じられるようになります。
この辺りが出力3wの厳しいところですね。
もう少し余裕が欲しいところです。

RUBYでは出力不足でしたので、アンプをEL84プッシュプルのLuminous 84にしてみましょう。

この組み合わせはいいですね。
RUBYよりも低域に余裕がありつつ、中高域は綺麗な鳴り方をします。
SX-500DOLCEIIによく合ったサウンドと言えるでしょう。

SX-500DOLCEIIは密閉型スピーカーのため、組み合わせるアンプ次第で低域の出方が大きく変わります。
ダイナミックな音を求める場合は、電源部のしっかりとしたアンプで鳴らす必要があるでしょう。
低域を抑えて中高域の綺麗な音で聴く場合は、真空管アンプとの相性が良さそうです。

担当S

当商品は販売済みとなりました。ご購入いただきましてありがとうございます。

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