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オーストリアPro-ject社のPHONOアンプ PHONO BOX S2/SLを展示しました。
コンパクトサイズでありながら、出てくる音は本格派です。
PHONO入力のないアンプを使う場合やアンプ内蔵のフォノイコライザーからのアップグレードにお勧めです。

Pro-ject PHONO BOX S2/SL 販売価格:28,700円(税込)

幅10cm 奥行11cmと小さなサイズですのでプレーヤーの横に置いても邪魔になりません。

底面にミニスイッチが付いており、入力ゲイン(40・43・60・63dB)・入力インピーダンス(10・100・1k・47kΩ )・入力キャパシタンス(100・200・320・470pF)の切り替えが可能で、MMからMCまで様々なカートリッジに対応できます。
(画像はMC用の入力ゲイン63dB、入力インピーダンス10Ωの設定です)

繋いで試聴してみましょう。
今回のシステムは下記の通りです。
プレーヤー:DENON DP-1300MK2
アンプ:DENON PMA-2500NE
スピーカー:ELAC FS U5 SLIM

カートリッジはORTOFON 2M RED(MM)とDENON DL-103R(MC)を使います。

PMA-2500NEの内蔵フォノイコライザーで聴いてから、PHONO BOX S2に代えます。

内蔵フォノイコライザー+ORTOFON 2M RED:
軽快感のある爽やかな鳴り方でバランスがいいように思います。
特に不満は感じない音ですね。

PHONO BOX S2+ORTOFON 2M RED:
取扱説明書に標準的な設定例として2M REDが掲載されていましたので、その設定(ゲイン40dB/インピーダンス47kΩ/キャパシタンス200pF)で聴いてみましょう。
PHONO BOX S2からアンプへ繋ぐと音の分離が良くなって、細かなところの再現力が向上します。
更に空間の広がりやクリアな感じも出てきます。
確実にアンプ内蔵フォノイコライザーを使うよりもいい鳴りっぷりです。

続いてMCカートリッジのDENON DL-103Rでも聴いてみます。
まずはPMA-2500NEの内蔵フォノイコライザーからスタートします。

内蔵フォノイコライザー+DENON DL-103R:
先に聴いたPHONO BOX S2+ORTOFON 2M REDの音と比べると、力強くなめらかではあるものの、少しもやっとした印象を受けます。

PHONO BOX S2+DENON DL-103R:
MC用の設定(ゲイン63dB/インピーダンス10Ω)で聴きます。
曲の出だしから鳴りっぷりの違いに驚きました。
エネルギー感がありながらも、もやっとした印象が消えて、音像がビシッと立ち上がってきます。
別物の(もっと上級の)システムで聴いているかのような感覚を受けます。
3万円を切る価格でこのパフォーマンスは素晴らしいですね。

まとめ:
PHONO BOX S2を使うとアンプ内蔵のフォノイコライザーで聴くよりも確実に音質が改善されます。
アップグレードを検討する場合にぜひ候補にいれていただきたいと思います。

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