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TRIODEのCDプレーヤー TRV-CD6SEを展示しました。
店頭でご体験いただけます。

TRIODE TRV-CD6SE 販売価格:261,800円(税込)


展示品の色はワインレッドですが、ブラックもラインナップされています。

主な特徴:
真空管(VACUUM TUBE)・半導体(SOLID STATE)出力
6922(6DJ8/E88CC)真空管2本を使用したバッファ回路を搭載しており、真空管サウンドでCDを再生できます。
更に半導体を用いる出力回路もありますので、真空管出力と半導体出力の2通りの音を楽しめます。

SRC(サンプリング・レート・コンバーター)機能搭載。
PCM352.8kとDSD5.6Mの2種類のフィルターにより信号処理を行うことで、2種類の音質で再生できます。

MQA-CDの再生に対応
ハイレゾ音源を折りたたむことでCDに収めたMQA-CDの再生ができます。
MQAの詳細につきましてはMQA Japanのページをご覧ください。
https://mqa.jp/

外部クロック対応

WORD CLOCK端子(44.1kHz、11.2MHz、22.6MHz、45.2MHz対応)と10MHz基準信号端子を装備しています。
外部クロックを使用することで更なる高音質化が可能です。

TEAC製の読み込みメカを採用。
信頼性の高いTEAC製の読み込みメカを採用しています。
日本国内の工場で生産されるmade im JAPANモデルです。

TRIODE MUSASHIとJBL 4349で鳴らしてみました。

半導体出力から聴いてみます。
ストレートで伸びやかな印象で、爽快な音ですね。
音の広がりも十分にあります。
CDプレーヤーとしての基本能力はかなり高いと思います。

半導体出力から真空管出力に替えると音の輪郭が少し丸くなり、やや甘いサウンドになります。
半導体出力のストレートなサウンド、真空管出力のやや甘い音と、聴くディスクや気分によって変えられるのがいいですね。

続いてSRC機能を試してみました。
PCM 352.8k:空間の広がりが増し、音がさらに伸びやかでキレがよくなる感じです。
DSD 5.6M:少しなめらかさが加わる印象です。
大幅に変わるわけではありませんが、SRC OFFの時とは確実に音の傾向が違います。
(半導体出力・真空管出力のどちらで聴いても同じ印象でした)

半導体出力と真空管出力、SRC機能の切り替えで様々な音を作れます。
半導体出力のPCM 352.8kでは高い解像度と空間表現がうまい現代的な音、真空管出力DSD 5.6Mだと甘くなめらかな聴き心地がいい音という印象でかなりの違いがあります。

MQAについては別の記事で紹介させていただきます。

CDプレーヤーとしての基本的な実力もハイレベルでありながら、半導体出力・真空管出力やSRC機能の使い分けにより色々な音を楽しめるプレーヤーだと思います。
店頭で試聴できますので、ぜひご体験ください。

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