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TRIODE RubyではYAMAHAのNS-1000Mがよく鳴らなかったので、今回はTRK-3488(EL34仕様)を繋いでみました。
前回と同じく、CDプレーヤーはTRIODE TRV-CD5SE(真空管出力)を使いました。

~試聴~

低域がやや緩く聞こえますが、ウーファーの駆動力については、ほぼ問題ないレベルですね。
すっきりとしたサウンドでNS-1000Mのキレの良い所を生かせていると思います。

ここで終わりでは内容が寂しいので、TRIODEさんのTRK-3488キット特設ページで音質改造法として紹介されている真空管の交換をしてみました。
前段の真空管12AX7を交換します。

純正→JJ ECC83Sへ

純正(曙光電子)の12AX7をJJ ECC83Sに交換すると、クリアな音に変わりました。
低域にはあまり変化はありませんが、高域の伸びが違います。
聞いていて気持ちがいい音ですね。

JJ ECC83S→東芝 12AX7

続いては、当店の部品棚で眠っていた東芝の古い12AX7に換えてみます。

これまでの現行品2種類(純正・JJ)とは明らかに音が違います。
ふわっと広がるゆったりとした音ですが、クリア感も十分あります。
これはいいですね。
ヴィンテージ真空管には現行品にない魅力がありますね。

~まとめ~
作ってよし。真空管の交換で音の違いを楽しむもよし。
内部のコンデンサーや抵抗、線材などの交換で更に音質を追求することもできます。
TRK-3488には様々な楽しみ方があります。

担当S

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