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JBLのモニタースピーカー 4343WXが入荷しました。
やはりアルニコマグネットの4343はいい音で鳴ります。
外観の程度がよくありませんので、見た目をあまり気にされない方、ぜひご検討ください。

JBL 4343WX 販売済み

詳細につきましては下記の商品情報ページをご覧ください。
JBL 4343WX(ウーファーエッジ交換済み) 商品情報

4343のフェライトマグネットモデルや4344だと年間に何本かは取扱いがありますが、アルニコマグネットモデルはかなり久しぶりですね。
毎度のことながらウーファー2331Aのウレタンエッジが寿命を迎えていますので交換しましょう。

(交換作業中の一枚)
JBLが使用していたウレタンエッジはおおよそ10年程度で寿命を迎え、朽ち果てます。
そのため、どうしても古いJBLのスピーカーを使おうと思うと、定期的なエッジ交換は避けられません。
交換の際にウレタンエッジではなくゴムエッジにすれば寿命は長くなりますが、低域がドロドロになる場合がありますので、当方ではお勧めしません。
寿命は半永久と謳われているのがセーム革のエッジですが、張り替え代金自体が高いため、コストパフォーマンスはどうでしょうか。
(JBL 38cmのユニットだとおおよそセーム革エッジ交換ペア1回分で、当方でのウレタンエッジ交換だとペア2回分張り替え可能なため)
通常は10年程度持つウレタンエッジが3年くらいで朽ち果てるような環境でしたら、セーム革のエッジは有効な方法だとは思います。

エッジ交換が完了いたしましたので、組み込みました。
MARANTZ NA6006とMCINTOSH MA7200で鳴らしてみましょう。


(1曲目に最近の流行曲 DA PUMP/USAを聴いてみましたが、ユーロビート調の曲と4343のマッチングがいいですね)

やはり4343のアルニコモデルはいい音です。
38cmの大口径ウーファーと25cmミッドバスから繰出される厚みとキレを両立した低域、ホーンによる鳴りっぷりが良い中域、ちょうどいいアクセントになっている高域により、実に楽しい音楽鑑賞をさせてくれます。
4343の後ろに隠れたB&W 805D3ほどの解像度や空間表現力はありませんが、録音があまりよくない曲でも粗をみせずに聴かせます。
少し大きめの音量で鳴らせば、高い音圧により体で音楽の面白さを感じられるでしょう。
空間表現を重視する現代のスピーカーではなかなか体験できないところですね。

今回入荷した4343WXは外観の程度がよくありませんので、安価な価格設定となっております。
見た目をあまり気にされない方は、ぜひご検討ください。

担当S

当商品は販売済みとなりました。

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