ブログ

「世界最高峰のDACを聴く」2回目になります。
株式会社太陽インターナショナルさんからdCS Rossini DACをお借りしました。

dCSについて:
1987年にケンブリッジ大学を中心として、軍需産業コンピューター解析を行っていた技術集団がこよなく愛する音楽再生のためにその技術を注ぎ込む決意をしました。それがデータ変換システム社、dCS社の誕生です。
数学者を筆頭として、最先端をリードする名声を博したオーディオ、エレクトロニクス エンジニアたちが制度化されたCDフォーマットをより優れた音質にしよう、そしてデジタルアナログ変換において、この世界をリードする製品を作ろう、という目的で起業したのです。具体的には、アップサンプリング、独自のジッター低減回路、ディザー回路、各種のフィルター技術、独自のフェイズロックループ、などを次々と発表するや、高音質を求める各国のスタジオが賞賛とともにdCS機器を採用し、その技術が業界のデファクトスタンダードとなったことは皆様ご存知の通りです。
(株式会社太陽インターナショナルさんのWebサイトより引用)

dCS Rossini DAC 標準小売価格:3,326,400円(税込)

2015年6月、ミュンヘン・ハイエンドショウにて、音楽ソースの様々な入手環境に対応した、また心が躍動するような高品位再生を行うシンプルなマルチネットワークプレイヤー、Rossini DAC(ロッシーニ ダック)がついに発表されました。

エレガントで先進性を備えたVivaldi DACを連想させるRossini DACの筐体は、全く同等の作りで仕上げられています。見る者の目を引く美しいウェーブラインに、Rossini DACのアイデンティティーが強く主張されています。

現在入手可能な音楽ソースを取り入れ、他を圧倒する性能のD/Aコンバーターを搭載したプレイバックユニットとして、貴方のオーディオシステムに加えていただければ直ぐにも最高峰の音質がお楽しみいただけます。

まもなく30年になろうとするdCSの歴史の集大成、Rossini シリーズ・・・新しい時代の幕開けを宣言します。
(株式会社太陽インターナショナルさんのWebサイトより引用)

以下のシステムで試聴してみます。
ネットワークプレーヤー:MARANTZ NA6006(NASに保存したCD音源ハイレゾ音源/ストリーミング配信音源)
アンプ:DENON PMA-SX1
スピーカー:B&W 805D3

2時間ほどウォームアップして、spotifyでよく聴く曲から試聴を始めました。
まず感じたのはクリアで見通しがいい音でありながら、ゆったりと聴こえるという事です。
余裕たっぷりのサウンドとも言えます。

素晴らしい空間表現力で音場を描きつつ、1音1音に力強さもあります。
ついついボリュームが上がってしまうので、自制心で押さえます。
(夜遅い時間にアンプのボリュームが11時近くまで上がると近所迷惑になりかねませんので9時に押さえます。)

録音の良し悪しにはしっかり反応します。
録音のいいものは素晴らしく、悪いものはそのままという感じです。

クリアかつ、しなやかでありながら、エネルギー感も十分に表現でき、圧倒的なクオリティで音楽を再現します。
そんなRossini DACの音をどう表現すればいいのか考えたところ、思い浮かんだのが「究極のニュートラルサウンド」
価格は高価ですが、それだけの価値を感じさせてくれる素晴らしい製品でした。

担当S

コメントは利用できません。