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DS AUDIOの光カートリッジ DS-E1を展示しました。
光カートリッジのエントリーモデルとして開発されたモデルで、スタンダード機のDS002より更にお求めやすい価格となりました。
鮮度が高くワイドレンジな音で光カートリッジの良さを十分に味わえるモデルです。

DS-E1 希望小売価格:108,000円(税込) 販売価格はお尋ねください。
DS-E1イコライザー 希望小売価格:108,000円(税込) 販売価格はお尋ねください。

ヘッドシェルはDS AUDIO HS-001(希望小売価格:45,360円税込)を使用しています。
超々ジェラルミンから削り出して作られる剛性が高いヘッドシェルです。

DS002イコライザーを展示していますので、DS-E1イコライザーは導入していません。
そのため、DS-E1+DS002イコライザーのセットで聴いてきましょう。

光カートリッジもMM/MCカートリッジと同じように針の動きを通してレコードの音溝を読み取ります。
MM/MCカートリッジはマグネットやコイルを用いて針の動きを検出し電気信号へと変換しますが、その原理上、針が動いた際に磁気抵抗が発生し、針の動きを妨げてしまいます。
光カートリッジはLEDと太陽電池を使って針の動きを明るさの変化として捉えるため、磁気抵抗は発生しません。
また、振動系に明るさを変化させるために、厚さ100ミクロン(0.1mm)という薄い遮光板を背負うだけでいい光カートリッジは、MM/MC型と比べて振動系の実効質量が軽いため、盤面への追従性が高まり、レコードの音溝から信号をスムーズに読み取ることができます。

このような利点のある光カートリッジですが、その良さは聴けばすぐに理解できます。
レコードを聴いているとは思えないほどフレッシュで鮮度が高い音です。
音溝からピックアップした信号をストレートに再構成しているかのように感じます。
DS-E1は光カートリッジのエントリーモデルとして、MM/MCカートリッジとはひと味違う音を味わえる製品に仕上がっています。

また音だけでなく価格面でも競争力があります。
上級グレードのMM/MCカートリッジとフォノアンプやMC昇圧トランスなどを組み合わせるとすぐに20~30万円を超えてきますので、DS-E1+専用イコライザーで20万円という価格は非常に競争力が高いと言えるでしょう。

~納期について~
光カートリッジの納期は通常だと1か月半程度なのですが、DS-E1については世界中からメーカーの年間販売想定量を上回る注文がきているため、現在4~5カ月程度納期が掛かります。
メーカーでも生産体制を強化していますので、しばらくすれば通常の納期に戻ると思います。

担当S

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