1971年設立の老舗真空管アンプメーカーである上杉研究所。
買取でプリアンプU-BROS-28/モノラルパワーアンプU-BROS-23が入ってきました。
そこで動作テスト兼ねてプリアンプU-BROS-28とモノラルパワーアンプU-BROS-23を鳴らしてみました。
プレーヤーはMARANTZのネットワークプレーヤー NA6006、スピーカーは以前メンテナンスを行ったYAMAHA NS-1000Mです。
当方ではプリメインアンプで鳴らしている場合が多いのですが、たまにセパレートアンプを聴くとやっぱり違いますね。
スケールの大きな余裕がある鳴り方で、プリメインとは違う世界を見せてくれます。
今回はパワーアンプ1台でスピーカー1本を駆動するモノラルアンプのため、左右の分離も良いです。
瑞々しさとやさしさのある音で、リスナーを音楽へと引き込んでいく、いいアンプですね。
移動してDALI EPICON6でも聴いてみることにしました。
EPICON6は主にDENONのプリメインアンプ PMA-SX1で鳴らしている場合が多いのですが、UESUGI U-BROS-28/23で鳴らすと違いますね。
広がり・高さ・奥行感を十分に表現し、スピーカーの後ろへ音場が展開されるPMA-SX1に対し、U-BROS-28/23では広がりのある音がやや前方に展開され、包むこまれるような鳴り方です。
瑞々しくやさしい音はEPICON6でも十分に感じられましたので、これがUESUGIアンプの特徴といえるでしょう。
プリアンプ U-BROS-28 売約済み
モノラルパワーアンプ U-BROS-23(ペア) 販売価格:380,000円(税込)
また現行品のUESUGIの真空管アンプについては当店でも取扱可能です。
ぜひお問い合わせください。
担当S