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追記:当商品は販売済みとなりました。

JBLの3ウェイスピーカー S143が入ってきました。
天板部に天然木とガラスを組み合わせたGT(グラストップ)仕様となります。

JBL S143(GT仕様) 販売済み

低域はLE14を祖とする35cmウーファー。
中・高域はホーン型ツィーターで、LE175の現代版175Nd-1ドライバーとフラットバイラジアルホーンで構成されています。
超高域用として70kHzを超える再生能力を持つUT-405が使用されています。

LE14ウーファーとLE175ドライバーという構成から同社のランサー101を思い出します。
天板に大理石を乗せたS143のMT仕様は現代のランサー101と言えるでしょう。
今回入ってきているのは天板部に天然木とガラスを組み合わせたGT仕様なので少し違いますが、見た目の高級感はこちらの方があるような気がします。

ローズウッド光沢仕上げの外観がいいですね。

TRIODE TRZ-300WとMARANTZ NA6006で聴いてみました。

低域は量としては十分なのですが、なんとなく余裕がないように聴こえるところがランサー101とよく似ています。
高域側のレンジの広さは段違いですね。
台車に乗せているだけの手抜きセッティングでも空間表現の巧みさが分かります。
この辺りは新しめのスピーカーの強みでしょうか。
SシリーズはJBLのラインナップでは家庭向けの上級グレードとして作られているスピーカーですので、鳴らす音楽のジャンルは選ばずオールラウンドに使えそうな印象です。

音もいいですし、見た目にも高級感があり、よく出来たスピーカーです。
現在の価格から考えるとお買い得度は高いのではないかと思います。

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