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先日、展示品を導入したWiiMのネットワークプレーヤー WiiM Pro Plusが思っていた以上にいい製品でしたので、通常版にあたるWiiM Proも店頭に用意いたしました。

WiiM ネットワークプレーヤー Pro 販売価格:19,900円(税込)

左がProで右がPro Plusですが見た目は全く一緒です。
(見分けるには底面に書いてある品番を見ないと判別できないですね)
背面の端子や付属品も一緒です。
以前はリモコンが付いていなかったようですが、現在ではProにも付属しています。

上級モデルのPro Plus(35,950円)ではDACチップの変更や基板のレイアウト変更などの改善がされており、Proと比べると約16,000円の価格差があります。
この価格差でどのくらい音が違うかが気になったので聴き比べてみました。

今回の試聴機材
アンプ:TRIODE TRS-34

スピーカー:DALI OPTICON6 MK2

ネットワークプレーヤー:WiiM Pro/Pro Plus

今回はTRIODEの真空管アンプとDALIのスピーカーを合わせて、聴き心地がよく、リラックスして音楽を楽しめるシステムを狙ってみました。
そこにWiiM 2機種を加えてテストしてみましょう。

~WiiM Pro/Pro Plusの違い(アナログ出力)の場合~
両者ともWiFiに接続し、RCAケーブルを繋ぎ変えながら比較しました。
音源はAmazon MusicとCDをリッピングしたものをNASから再生します。

聴き比べた印象は表現の仕方が結構違う感じですね。
Proは音の粒が大きく素直な鳴り方という印象です。
これはこれで悪くないと思いますね。

Pro Plusに変更すると細やかな表現になり、微細な部分の再現力で優位です。
音の背景も静かな印象でオーディオ的な性能の高さが感じられます。
このあたりは価格差が表れている部分ですね。

アナログ出力で2機種を聴いた結論としましては、Pro PlusのDACチップのグレードアップや基板のレイアウト見直しによる音質改善効果は明確です。
16,000円の価格差を許容できるのであればPro Plusの方が間違いないでしょう。

Proは素直でおおらかな表現ですので、今回のような聴き心地の良さを生かすシステムだとちょうどいいかもしれません。
また価格がお手頃なので初めてのネットワークプレーヤーにピッタリです。

気になっているのがデジタル出力の場合も違いがあるのかどうかですね。
Pro Plusでは基板のレイアウト変更で電源回路も見直されているようなので、差があるかもしれません。
後日やってみるとしましょう。

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