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お客様のご要望でSOULNOTEさんよりD/Aコンバーター D-1Nのデモ機をお借りしています。
6月21日くらいまで店頭にあります。


モデル表記はD-1になっていますが、中身はD-1Nにアップグレードされています。

主な特徴~
■最大32bit/768kHzのPCM音源、最大22.6MHz(DSD512)のDSD音源に対応
USB入力による各種PCMフォーマットおよびDSDフォーマットの最新ハイレゾ音源に対応するほか、同軸デジタル入力(2系統)、AES/EBU入力にも対応します。

■ESS社フラッグシップ32bitDAC ES9038PROをL/Rチャンネルで独立配置
ESS社フラッグシップ32bitDAC ES9038PROを世界最高レベルのスペック(DNR140dB)を実現する「モノラルモード」で2個使用し、L/R チャンネルに独立配置しています。

■完全バランス無帰還ディスクリートアンプで構成されたアナログステージ
ES9038PROから出力される120mAにも及ぶ大電流出力を、MHz領域まで伸びる過渡応答性にも優れたSOULNOTEオリジナルのディスクリート無帰還アンプで受け取り、これを強力に増幅し出力します。
ベースはフォノイコライザーE-1でも採用されえいる完全バランス無帰還ディスクリート回路。
各段における電圧、電流、トランジスタ温度を「音を聴きながら徹底的に追求」した結果、ES9038PRO専用アンプとしてさらなる進化を遂げました。
通常の帰還型IVアンプで問題になる負荷の重さやTIM歪の問題を完全に排除することで、オペアンプ回路では得ることのできないエネルギーに満ち溢れた生々しい音楽再生を実現しています。

■NOSモード採用
従来のFIRオーバーサンプリングモードに加え、デジタル領域における無帰還化とも言えるNOS(ノンオーバーサンプリング) モードを採用しました。
このモードにするとFIRオーバーサンプリングのインパルス応答で観測されるプリエコーやポストエコーは発生しません。
なお、アナログ出力のノイズレベルは非常に低く抑えられており、また両モードによるレベル差もありません。

今回の試聴システム~
ネットワークプレーヤー:WiiM ULTRA
アンプ:DENON PMA-3000NE
スピーカー:B&W 705S3 Signature

Wiim ULTRAのアナログ出力で聴いてから、同軸デジタル出力に切り替えてD-1Nを使用します。
RCAケーブルは同じものを繋ぎ替えます。

Wiim ULTRAのアナログ出力も価格を考えるとよくできていると思うのですが、D-1NでD/A変換をすると世界が一変すると言っても過言ではないほどの変わりようです。
情報量と力強さが両立されているからだと思いますが、音像の実在感の高さが素晴らしいですね。
また滑らかさがあるよう感じられますので、非常にクオリティの高い再生だと思います。
その曲を作ったアーティストの思いが伝わってくるようです。

D-1Nの特徴であるNOSモードでも聴いてみました。
NOSモードにすると曖昧さがないダイレクトな再生になるという印象です。
FIRモードとNOSモードのどちらが良いかと問われると難しいですね。
音は確実に変わりますので、聴かれる方の好みで変えていただければいいのではないかと思います。

試聴を希望されたお客さまにも聴いていただきましたが、癖もなくハイクオリティなD/Aコンバーターという評価をいただきました。
当方もそう思いますね。

6月21日くらいまで店頭にありますので興味を持たれた方はぜひ店頭でご体験ください。

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