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先日、トライオードの山崎社長が立ち寄られまして、ある件を相談させていただきましたところ、快諾いただきました。
ということで当店はトライオードプレミアムショップとなりました。

トライオードプレミアムショップとは:
インターネット販売を行わず、展示機があり試聴が可能なことなどの条件を株式会社トライオードが認定した販売店。
KT-150プッシュプルのMUSASHIと300BパラシングルのTRZ-300Bの取り扱いが可能。

山崎社長からは「MUSASHIの出来はいいですよ」ということでお勧めされましたが、現在展示しているTRV-A300XRの仕上がりがいいので、300Bを使用したTRZ-300Wを展示することにしました。

TRIODE TRZ-300W 希望小売価格:528,000円(税込)
出力管PSVANE WE300B仕様 希望小売価格:638,000円(税込)
販売価格は店頭でお尋ねください。


フルサイズ(幅44cm)の筐体で存在感がありますね。
電源部に大型のトロイダル・トランスを採用するなど、しっかりと作りこまれており、重量は34Kgに達しています。

出力は20W+20Wです。
低能率スピーカーを近所迷惑になるほどの大音量で鳴らさない限りは全く問題ないでしょう。

DALI EPICON6とMARANTZ NA6006で聴いてみましょう。
15分ほど小音量で暖機してから聴きはじめましたが、試聴曲の頭5秒で分かりました。
これはいいアンプだと。

クリアで美しい中高域とダイナミックな低域。
TRV-A300XRのクオリティを全方向で引き上げた印象で特に低域の改善具合が素晴らしいですね。

個人的に思ういいアンプの条件というのは左右のチャンネルセパレーション・音像のブレなさなのですが、このTRZ-300Wは想像以上でした。
下手なセパレートアンプだと負けてしまうかもしれないと思わせてくれる性能を持っています。

真空管アンプはゆったりとした甘い音色というイメージの方が多いのではないかと思いますが、TRIODEの製品はそんな真空管アンプのエッセンスを持ちながらも解像度がありワイドレンジな現代的な音作りとなっています。
出力も20Wありますので、どんなスピーカーと合わせても十分に鳴らしてくれるような気がしますね。

希望小売価格で528,000円(税込)ということで安い製品ではありませんが、出てくる音はもっと上の価格帯のアンプとも真っ向勝負のできる仕上がりだと思います。

ぜひ店頭でご体験ください。

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