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下取りで入ってきているTECHNICSのSL-1200Gを聴き比べてみました。

試聴システム:
プレーヤー:TECHNICS SL-1200G/SL-1200MK5/PRO-JECT XTENSION 9 S-SHAPE
カートリッジ:ORTOFON 2M BLACK
フォノアンプ:PRO-JECT PHONOBOX ULTRA500
アンプ:DENON PMA-2500NE
スピーカー:B&W 705S2

比較対象として旧モデルであるSL-1200MK5と比べてみます。
ウォームアップを兼ねてSL-1200MK5で数曲聴いてからSL-1200Gへと代えましょう。

TECHNICS SL-1200MK5 販売価格:35,000円

密度の濃い音です。
操作性もいいですし、最初の1台に向いていると思います。

TECHNICS SL-1200G 販売価格:260,000円

カートリッジを付けてからの針圧調整がやり易いですね。
ウェイトを回した時の重さがちょうどいい感じで、精度の高さを感じます。

アンプにミュートを掛けてケーブルを繋ぎ変えていますので、ボリュームの位置は同じですが、音量が上がっているように感じます。
ダイナミックでエネルギーのある音でありながら、細かな所の表現力も向上しています。
空間の広がりもありますし、SL-1200MK5とは明らかにレベルが違いました。

PRO-JECT XTENSION 9 S-SHAPE 販売価格:250,000円(展示処分特価)

1200MK5と1200Gでは価格差が大きかったので、価格帯が近いプレーヤーとしてXTENSION 9 S-SHAPEを持ってきました。

ダイナミックさではSL-1200Gに分がありますが、ゆったりとした落ち着きを感じる鳴り方をします。
ジャズやロックだとSL-1200Gの方が楽しく聴けそうですが、クラシックやアコーステックな音源だとXTENSION 9 S-SHAPEの持ち味が生きると思います。

まとめ:
高品質で精密な仕上げで、各部のクオリティは従来のSL-1200シリーズとは明らかに違うレベルに到達しています。

音の方もグレードアップしており、いいプレーヤーだと思いました。
SL-1200シリーズをお使いの方のアップグレードにお勧めです。

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