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TRIODEの小型真空管アンプRubyを展示しました。
コンパクトでかわいらしい見た目とは裏腹に、爽やかな音を出す本格派なアンプです。

Rubyは6BQ5真空管をA級シングルで使い、定格出力で3W+3W(8Ω)の音量を出せます。
出力が3W+3Wと、トランジスターのアンプと比べると非常に小さく、「スピーカーをちゃんと鳴らせないのではないか」と思われるかもしれません。
通常、一般家庭での使用した際の必要出力としては、おおよそ0.01~0.5W程度です。
そのため、よほどの大音量で鳴らさなければ、出力が問題になることはないでしょう。

ヘッドフォン出力が真空管という点も見逃せない点です。
真空管アンプでも、半導体でヘッドフォン回路を組んでいる物が多い中、Rubyは6QB5真空管から出力されます。
ヘッドフォンリスニング時にも、真空管の音を感じることができるでしょう。
ヘッドフォンを繋ぐとスピーカー出力が停止しますので、音を出しても大丈夫なときはスピーカーで聞き、深夜など音を出せない場合は、ヘッドフォンを使うといった使い分けも可能です。

入力端子は2系統ありますので、CDプレーヤーだけでなく、PCやスマートフォン・タブレットなどを繋ぐこともできます。
別途PHONOイコライザーを使えば、レコードプレーヤーを接続し、レコードを聞くこともできます。

4~8Ωのスピーカーを使用できますので、ほとんどのスピーカーと接続できます。
ですが、大きなフロア型のスピーカーと組み合わせると、サイズが明らかにミスマッチですので、高品質な小型のスピーカーと組ませるのがいいと思います。

小型のスピーカーと組み合わせて、デスクトップやベッドサイドなどで鳴らせば、Rubyは煌めく真空管の灯りと音質で、日々の疲れを癒してくれるでしょう。

担当S

Ruby 仕様
回路形式:6BQ5 シングルプリメインアンプ
使用真空管:6BQ5 2本 / 12AX7 2本
ヘッドフォン回路:真空管
定格出力:3W+3W(8Ω)
周波数特性:30Hz~40kHz(±2dB)
SN比:88dB
入力端子:RCA 2系統
入力感度:800mV/100kΩ
スピーカー出力端子:4~8Ω
消費電力:無信号時40W 最大出力時80W
サイズ:横190 奥行180 高さ135mm
重量:4.7Kg
付属品:真空管カバー 電源ケーブル

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