先月中旬より発売となりましたMARANTZの新型AVアンプ NR1710を展示しました。
MARANTZ NR1710 販売価格:68,000円(税込)
希望小売価格:97,200円(税込)より30%OFF
AVアンプの中でもっとも売れていたMARANTZ NR1609の後継モデルです。
展示品のNR1609の上に置いてみましたが、貼ってあるシールが違うくらいで見た目はほぼ一緒ですね。
(上:NR1710 下:NR1609)
見た目は変わっていませんが、中身は進化しています。
NR1710で変わったところは次のようになります。
変更点1:eARCに対応。
HDMIケーブル1本でテレビとAVアンプを繋ぐだけで、テレビからAVアンプへ5.1ch/7.1chのリニアPCM、Dolby TrueHD/DTS-HD Master Audioのロスレスフォーマット、Dolby Atmos・DTS:Xなどのオブジェクトフォーマットの伝送が可能となります。
これまではプレーヤーからしか伝送できなかったオーディオ信号がテレビからAVアンプへ伝えられるようになりました。
どんな場面で便利になるかというと、テレビに内蔵されたアプリでストリーミング放送(NetflixやAmazon Prime Videoなど)を再生した時に、Dolby Atmos信号を取り出せるようになります。
(AVシステムがAtmos対応の場合)
変更点2:Amazon Alexaでの音声コントロールに対応。
Alexa搭載デバイスからの音声コントロールに対応し、Alexaに話しかけるだけで再生、停止、スキップや音量の調整ができます。
またAmazon Musicの楽曲から曲名やアーティスト名、年代、ジャンルなどを指定して再生することも可能です。
変更点3:Dolby Atmos Height Virtualizerに対応予定。
最新のバーチャルサラウンド技術によりリアスピーカーや天井用のハイトスピーカーを設置していない環境においても、高さ方向を含むあらゆる方向からのサウンドに包み込まれるイマーシブオーディオ体験が可能になります。
変更点4:Bluetooth送信機能に対応予定。
NR1710で再生中の音声をBluetoothヘッドホンで受信して楽しむことができます。
夜間などスピーカーで大きな音が出せない時間帯にBluetoothヘッドホンで映画を楽しんだりすることが可能となります。
注:変更点3・4につきましては本年秋頃のアップデートにて対応予定です。
変更点5:使用する部品の見直しや回路基板を再設計することで、音質が磨き上げられました。
NR1609から置き換えてネットワーク再生やspotifyで聴いてみましたが、スッキリとした見通しがいい音で、空間表現力が豊かになっています。
出てくる音は確実に進化していると感じました。
店頭で試聴可能ですので、お気軽にお尋ねください。
担当S
2階の試聴室をプロジェクター&スクリーン仕様へ戻しました。
テレビでは味わえない大画面ならではの魅力があります。