先月より販売開始となったAUDIO QUESTのケーブルインシュレーター FOG LIFTERSを使ってみました。
AUDIO QUEST FOG LIFTERS 販売価格:15,900円(税込)
ケーブルインシュレーターと記載しましたが、「オーディオケーブルRF(高周波)ノイズアイソレート インシュレーター」というのが正式な名称となります。
オーディオケーブルに伝わる高周波ノイズを遮断することを目的としたアクセサリーです。
高周波ノイズは床、特にカーペットなどの誘電率の高いものに溜まりやすい性質を持っています。
その溜まったノイズは平均化しようとする動作をし、エネルギーの溜まっていないケーブルの被膜へと伝わってきます。
そんな伝わりやすい高周波ノイズによりオーディオケーブルを通る信号が濁るのを防止するのがFOG LIFTERSの役割となります。
詳細については輸入元のニュースリリースをご覧ください(PDFで開きます)
今回の試聴システム
アンプ:MARANTZ PM7000N(音源:AMAZON MUSIC HD)
スピーカー:JBL 4312G
スピーカーケーブル:ZONOTONE 6NSP-GRANSTER 5500α
アルバム1枚分ほどウォームアップを行ってから、試してみました。
まずは何もしない状態で数曲聴きます。
その後にFOG LIFTERSにスピーカーケーブルを乗せてみました。
8個入りですが、片側3個ずつでやってみましょう。
軽快感がある鳴り方で、少し音がクッキリとした印象です。
音の分離がよくなり、空間表現が広くなったように感じます。
思っていた以上に音が変わりますね。
ケーブルを乗せているだけなので簡単に外せます。
外すとベールが1枚掛かったかのような、もやっとした感じになりました。
音の広がりも狭くなります。
再度乗せます。
やはりこの状態の方が鮮明で空間が広く感じますね。
この製品、予想していた以上に効果がありますね。
「もう少しクリアな音で聴きたいな」と思われている方にお勧めなアイテムです。