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大型スピーカー達がポツポツと旅立っていき、中古コーナーの商品を鳴らせるようになってきましたので、今回はTANNOYのRECTANGULAR YORK(HPD385搭載) 販売価格:190,000円を鳴らしてみました。
今日は2通りの組み合わせで聴いてみましょう。

まず最初に先日から展示を開始した英国QUAD社のコンパクトなプリメインアンプVENA2を持ってきました。
QUADのアンプ+TANNOYのスピーカーという組み合わせで聴かれていた方は多かったと思うのですが、現代のQUADアンプとの相性はどうでしょうか。

QUAD VENA2 販売価格:177,800円(税込)

スマートホンをBluetooth接続し、音源はSpotifyからというお手軽な聴き方ですが、これが実にいい感じです。
音にしっとり感があり、高域の尖ったところをほとんど感じません。
低域は適度に緩く、ゆったりと包み込まれるような鳴り方をします。
聴いていると気持ちが落ち着くサウンドと言えるでしょう。

「TANNOYを鳴らすのなら真空管アンプ」という考えがありますので、続いては真空管セパレートアンプで鳴らしてみます。

プリアンプ:MARANTZ 7(レプリカ) 販売価格:350,000円
パワーアンプ:VAC RENAISSANCE 70/70 販売価格:450,000円
プレーヤーはMARANTZ NA6006を使います。

こっちもなかなかいい感じです。
聴き心地がいいウェットでなめらかな音ですね。
空間の広がりとクリアさでは、明らかにVANA2とは格の違いを感じます。

どちらも良かったのですが、個人的にはQUADの落ち着きのある鳴り方が好きですね。
次回はデモ機をお借りしているあの真空管アンプで聴いてみるとしましょう。

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