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卸さんがROTELのプリメインアンプ A11とCDプレーヤー CD11を貸してくれましたので、試聴してみました。
2022年7月発売の新製品です。

ROTEL プリメインアンプ A11 希望小売価格:140,800円(税込)

ROTEL CDプレーヤー CD11 希望小売価格:107,800円(税込)

ROTELは1961年に日本で設立されたブランドですが、販売の中心はヨーロッパやアメリカです。
日本国内では広告宣伝もほとんどされないため、知名度は高くなく、知る人ぞ知るメーカーという印象があります。

英国B&Wとは世界中の製品販売網をお互いに構築した経緯があり、現在においても深い関係となっています。
そのような流れから販売店がROTEL・B&W製品を両方取り扱っているため、両者を組み合わせて紹介するケースが多いようです。
なお、日本は例外でB&Wの輸入代理店は古くはラックス、現在はマランツ(D&M)が行っているため、国内の販売店でB&WとROTELの組み合わせを見かけることはほとんどありません。

A11/CD11はROTELのラインナップの中ではお求めやすい価格帯の製品となります。

スピーカーはDALI OPTICON6 MK2とB&W 705S3で聴いてみました。

まずは、OPTICON6 MK2を鳴らしましたが、柔らかい音がふわっと浮かび上がります。
なめらかなで甘くやさしい音で鳴るという印象で、非常に聴き心地がいいですね。
ボリュームを上げると力強さも十分に感じられますので、パワーは十分だと思います。

B&W 705S3では明瞭なサウンドに適度に聴きやすさがプラスされたというイメージで、バランスがいいと感じました。

やさしく聴き心地のいい音をお探しの方にお勧めできる機種だと思いました。
ぜひ候補のひとつにしていただければと存じます。

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