ドイツのブランドDUALのオートマチックレコードプレーヤー CS429を展示品として導入いたしました。
店頭でご体験いただけます。

DUAL　レコードプレーヤー CS429　希望小売価格：121,000円（税込）

CS429の主な特徴：
スタート/ストップはボタンをひとつ押すだけのフルオートレコードプレーヤーです。
レコードの終わりまで行くと自動でアームが上がって戻ってくれます。
フォノイコライザーを内蔵（ON/OFF切り替え可能）していますので、フォノイコライザーがないアンプにも繋ぐことができます。
ORTOFONのMMカートリッジ 2M REDが付属しています。

このCS429を展示品として導入したのはフルオートプレーヤーで機能性が良いという理由からですが、音にも期待しております。
試してみることにしましょう。

今回の試聴システム
レコードプレーヤー：DUAL CS429
アンプ：DENON PMA-A110
スピーカー：DALI OPTICON6 MK2

まずはアンプ側のフォノイコライザーで鳴らしてみます。
CS429を聴いた感想としては機能性のみならず音もなかなか優秀だと思いますね。
2M REDの影響が大きいとは思いますが、明瞭な表現でレコードに刻まれている情報をしっかりと出してくれる印象です。
十分に音楽を楽しめる再生能力を持っている感じました。

続いてCS429内蔵フォノイコライザー(LINE出力)で聴いてみることにします。
こちらだと音の輪郭が甘くなり、フワッとした鳴り方になります。
一般的にイメージされるアナログ再生の音っぽさはありますので、これはこれでありかもしれません。
気になるところとしては出力レベルが低めなので、アンプのボリュームをそこそこ上げる必要があります。

まとめ：
音と機能面でのバランスが取れている優秀なレコードプレーヤーだと思います。
古いオートプレーヤーからの置き換え、「マニュアルのプレーヤーは操作が難しそう」と思われている方にもおすすめです。