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TRIODEのプリアンプ EVOLUTION PREを展示品として導入いたしました。
店頭でご体験いただけます。
管球アンプらしい豊かさを感じる音と現代の製品に求められる表現力を上手く両立しているプリアンプだと思います。

TRIODE EVOLUTION PRE 希望小売価格:396,000円(税込)

12AX7を4本使用した管球式プリアンプです。

入出力端子はLINE入力4系統/LINE出力2系統となります。
PHONOイコライザーは省略されています。
レコードを聴かれない方もいらっしゃいますし、聴かれる方でも音質を重視する場合は内蔵されているものではなく別のPHONOイコライザーを使われる場合が多いので、合理的な仕様だと思います。
近頃は管球式のPHONOイコライザーが少ないので、TRIODEさんにはぜひプレミアムシリーズに合わせられるようなPHONOイコライザーを出してもらいたいですね。

今回の試聴システム
ネットワークプレーヤー:DENON DNP-2000NE
パワーアンプ:TRIODE EVOLUTION
スピーカー:SPENDOR A7

TRIODEのプリメインアンプ EVOLUTIONをパワーアンプモード(MAIN IN入力)で使用します。

鳴らした第一印象は音の角が適度に丸められており、なめらかで温かみを感じるというところでしょうか。
EVOLUTIONをプリメインアンプとして使っていた時と比べると、音が少し前に出てくるようになり、躍動感と厚みが加わっています。
空間表現もEVOLUTION PREを加えてセパレート状態で使用した方が巧みこなしてくれます。

ここ数日間エージングを兼ねて鳴らしていますが、聴き心地の良さと現代的な表現力を上手くバランスしたモデルだと感じますね。
もう少し鳴らし込んだらTRIODEの他のモデルや他社製のアンプとも組み合わせて聴いてみることにしましょう。

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