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昨年秋より新発売になりましたDENONのネットワークCDレシーバー RCD-N12を展示機として導入いたしました。

DENON RCD-N12 希望小売価格:110,000円(税込)

主な特徴~
1.洗練されたミニマルデザイン
繋ぎ目がなくシームレスな仕上がりでコンパクトながら上質感のあるデザインとなっています。
サイズは幅28cm 奥行30.5cm 高さ10.8cmです。
展示品の色はホワイトにしましたが、ブラックも選べます。

2.HDMI ARCに対応
最近のDENONはHDMI ARC機能を搭載するモデルを多く発売していますが、ミニシステムにも採用されました。
TVと接続することで映像メディアの音声再生にも力を発揮してくれます。

3.幅広い音楽ストリーミングサービス、インターネットラジオに対応
Amazon Music HDやAWA、Spotify、SoundCloudなど幅広い音楽ストリーミングサービスに対応しています。

4.HI-FIコンポーネント譲りの高音質設計
新世代デジタルアンプICの採用や新規の電源回路、基板パターンの見直しなど様々な点が改良されています。

詳細な仕様につきましては下記のDENON公式サイトをご覧ください。
DENON RCD-N12 商品情報ページ

鳴らしてみよう~
最初はよく鳴らしているB&W 705S3と組み合わせてみることにします。
価格のバランスとしてはスピーカーのほうが上になっていますが、

低域・中域・高域の各帯域がフラットに鳴る印象です。
RCD-N12のすごいところは音の広がりですね。
コンパクトなシステムでこの広がりは体験したことがないレベルです。

注意点としては設定にスピーカーの最適化機能というものがあるのですが、これはDENONのスピーカー SC-N10と組み合わせた場合に適した補正を掛けるものでSC-N10以外のスピーカーを使う場合はOFFにしたほうがいいでしょう。
OFFにすると明らかに音が広がるようになります。

RCD-N12の弱点としては、低域がスッキリ鳴るので力強さがあまりないように錯覚するところでしょうか。
特にブックシェルフ型スピーカーのユニットが16.5cm以下のモデルだと気になります。
この点はトーンコントロールで低域を少し(+2dB)足してやればいい感じに聴こえるようになりますね。
もしくはフロア型の低域が出しやすいモデルと組み合わせるのもいいと思います。

そんな訳で続いてトールボーイ型としてはスリムなDALI OBERON5を繋いでみましたが、この組み合わせの鳴りっぷりの良さは素晴らしいですね。
デザイン面のマッチングもいいと思いますので、リビングでTVと合わせて使うシステムとして非常にお勧めできます。

ふたたびブックシェルフ型に戻りまして個人的に好きなFyne AudioのF500と合わせてみます。
F500の良さを十分に引き出してくれる印象でこの組み合わせもなかなかいいですね。

次にHDMI ARC機能を試してみるためにTV側へ移動しました。
使用するスピーカーはB&W 607S3です。
Amazon Fire Tv StickでプライムビデオやYoutubeを見てみましたが、音が良いと見慣れた番組でも明らかに楽しさが違いますね。
RCD-N12と607S3の相性もいい感じです。


まとめ~
DENON RCD-N12はCD再生・ネットワーク再生・HDMI ARC・AM/FMチューナー・MM対応フォノイコライザー搭載など、その多機能性は素晴らしく、まさにオールインワンなレシーバーとなっています。
音質についてもコンパクトなサイズを感じさせないクオリティを持っています。
ぜひ店頭でご体験ください。

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